Team J.の夏は、どのサークルよりもアツい。
そう、インカレがあるからだ。

大学のトライアスロン界の強者が集う、年に1度の舞台。それが、夏に行われるインカレです。

例年のインカレは、海を泳ぎます。

例年のインカレ(日本学生トライアスロン選手権)は、9月に香川県の観音寺で開催されます。しかし、昨年は例年通りの開催ができなくなり、一時は開催そのものが危うくなりました。そんな中、延期に延期を重ね、11月1日に渡良瀬遊水地で開催されました。

Team J.からは10名の選手が出場し、8名が完走を果たしました。また、出場選手のほとんどが2年・3年という中、団体7位と健闘しました。(閉会式、表彰式がないのが残念・・・)

私は当日は学連の役員として、ランコースで選手の観察をしていました。インカレは特にバイクの集団レースが圧巻ですが、実はランもそれに負けないくらい壮絶なドラマがあります。

インカレの見どころ、集団走。声を掛け合いながら必死にパックを回す。

ここまで必死になって泳いで漕いで、上半身も下半身も酷使した後の、10kmラン。表情一つ変えずに走っていく選手、呼吸が苦しそうな選手、攣った足を引きずって走る選手。笑顔で走る選手、苦悶の表情を浮かべる選手、苦しいけれど笑顔を作ろうとする選手。バイクアップ時には下位だった人が最後の追い上げで上位にのし上がったり、その逆が起こったり。最後の最後までドラマがあります。

レース中に目にした光景。移りゆく選手の姿。レース後に溢れる涙と笑顔。選手一人ひとりが紡いできた物語の結晶に触れて、感極まってしまいました。

この大会は、僕がマネージャーとしてやっていく決意をするきっかけでもありました。選手がレースで魅せる、一人ひとりの物語。その物語を紡ぐ手伝いができればと、そう念じています。

そのインカレ出場権を賭けた年に一度の大勝負が、関カレです。今年は2週間の延期、そして距離の縮小(スプリント:スイム750m; バイク20km; ラン5km)があったものの、なんとか無事開催にこぎつけました。

ということで、今日も引き続き関カレの選手紹介をしていきます!今日は4年生紹介・後編!

No.4 西 遥希(法・4年)

得意種目:バイク
バイクのメーカー:S-works、、、
○○には負けたくない!:自分には負けたくな()
最近うれしかったこと:就活が終わったこと
意気込み:みんなを安全に運びます!

西×土生=??

関カレに出場する選手向けに募集したはずのインタビューだが、せっかく答えてくださったので紹介しておこう。昨年のインカレでは最終パックで完走かDNFか、ギリギリの闘いを勝ち取り、しっかり完走を果たした。今年も競技に復活するかと思っていたが、最近不慮の事故で愛車が廃車になってしまったらしい。それもあって関カレには出場しないそうだが、秋のスプリントや冬のデュアスロンにはぜひ復活を期待したい。

No.5 奥津大志(商・4年)

得意種目:ラン
バイクのメーカー:pinarello
ここだけは見てほしい!:ラン!3’20ペースで走ります!
最近の悩み:昼夜逆転生活が直らない
レース中辛いときに思い浮かべること:1年生のときの関カレ。キツくてもあの時よりは楽だと思える。
目標:インカレ出場!

31期副将。バイクもスイムも未経験の状態から始め、誰よりも地道な努力を重ねてインカレ出場を果たしたランナーである。普段は多くは語らないが、練習中に見せるその小さくも大きな背中が、彼のアスリートとしての生き方を物語っている。特にラン練で先頭を引くその姿には、何か惹かれるものがある。走っている時の彼は、美しい。とても美しい。そのままどこまでも走っていけそうである。彼の目にはきっと、ほかの誰も知らない景色が映っているのだろう。最近は練習時間が思うように取れず、実力を戻していけるか不安だとこぼしていたが、それでもスイム練のたびに著しい成長を見せる彼は、何か大きな可能性を秘めているように思えてならない。関カレで疾走する彼の目にはどんな景色が見えるのだろうか。

No.6 志田俊平(経済・4年)

得意種目:スイム
バイクのメーカー:GIANT
○○には負けたくない!:自分には負けたくない!
ここだけは見てほしいところ!:バイクのエアロポジション
最近の悩み:後輩ともっと仲良くなりたい🥺
意気込み:もう走れないとは言わせない!

先日の日産カップ(6/13)では、笑顔でゴール!

コロナ禍の中チームを牽引し続けた31期主将。筆者が1年生の頃は、練習に行くたびに名前を呼んで絡んでくれたのを覚えている。そういえば最近はあまり絡まれなくなったが、私が毎回練習にいるのが当たり前になったからだろうか。昨年は初めてのインカレに出場し、完走。2年前の関カレで悔しい思いをする彼を見ていただけに、無事に完走するところを見て心から嬉しかったのを覚えている。就活と競技を両立させながら、もう一度勝負の舞台に帰ってきた、そんな彼の情熱には頭が下がるばかりである。入部以来苦手だったランも、最近はフォームがだいぶ改善され、走れるスイマーになってきたのではないかと思う。自信を持って走り切ってほしい。彼は先日のミーティングで「今年の関カレは笑顔でゴールしたい」と語っていた。彼の最高の笑顔をゴールで迎えたい。


以上が4年生・31期の選手紹介でした!

僕ら後輩たちにとっての目標でもあり、精神的支柱でもある31期。きっと今年もアツいレースを魅せてくれると思います!!

さて次回は、2年生(33期)の選手紹介に移ります!紹介文を書いてくれるのは、アノ人です。お楽しみに♪