新歓ブログが始まりました。後輩たちのそれぞれの真心こもった文章は読んでいて心が温まります。最近エモの感情に弱くなってきて年を取ったことを感じる30期(4年生)の尾島です。
最近一人で布教活動を続けているZwiftですが、またお前かよと思わずに読んでください。今日はミートアップの話題です。
Zwift記事まとめ
ミートアップとは
ここまでZwiftの面白さとして、「人と一緒に走れる楽しさ」を紹介しましたが、Zwiftで知人と一緒に走るためにはどうしたらいいのか?それが今回紹介するミートアップです。
Zwiftで知人と一緒にライドする方法には三つあり(私の考え付く限り)、
- ミートアップを作成/参加する
- 知人と同じレース、イベントに参加する
- 知人がログインしているタイミングに合わせて、ホーム画面の「他のライダーに加わりますか」から知人に合流
この中でもミートアップ機能を使うのが最も一般的かつ自由度と利便性が高いと思います。
その理由としては、大きく分けて、
- メンバー募集、集合までが確実に行える(待ち合わせ失敗などの事態が発生しない)
- コースをライド前に設定できる(勝手に違うルートに進んで迷子になることがない)
- 「まとめる」機能を使って実力が違う人とでも安心してライドができる
などがあると感じています。説明するより分かりやすいので、ここからは最近チーム内で一気に定番化しているミートアップバイク練を例に見てみましょう。
ミートアップを作成/参加する
ミートアップを作成する側の人/参加する側の人両方の視点で見てみます。実際のバイク練で言えば、練習場所、内容を決めて、メンバーを募集するという段階に当たるでしょうか。
ミートアップを作成する側の人
そうだ、今日の○時からZwiftでライドをしよう。もし都合が合う誰かと一緒にライドできたら良いかな。
そう思ったら、まずはスマートフォンアプリ「Zwiftコンパニオン」からすぐにミートアップを作成すれば良いです。ミートアップに招待するためにはZwift内でその人とお互いにフォローしている必要があります。大学生トライアスリート同士で相互フォローになるには私が作ったこのWebサイトが役に立つかと思います。
コンパニオンアプリを開き、イベントタブから「MEETUPを作成する」のボタンをタップします。すると、以下のような画面が開きます。
この画面からミートアップの開催時間やコースを設定します。ミートアップのゴールには距離か走行距離、どちらかを設定することになります。途中でミートアップを終了ということもできるので、迷ったら適当に設定してしまってもOKです。
次に、ミートアップに招待するメンバーを設定します。
後述しますが、招待を受けた相手はコンパニオンアプリに通知を受け取り、参加か不参加かを選択する(もちろん後から回答は変更可能)ので、相手の都合などは考えずにとりあえず招待しようぜというのが最近の私たちのやり方になりつつあります。
その下にある「MEETUPをカスタマイズする」は分かりにくいですが実は重要機能です。このプルダウンから「まとめる」を選択すると、そのミートアップに参加するメンバーはどんなパワーで走っていても同じグループにまとめられるようになります。つまり、実力差のあるメンバーで一緒に走る場合でも練習強度の維持の心配をせずにライドに誘うことができます。
もちろん、「なし」を選択してこの機能をオフにすれば、パワーに応じてグループから離れてしまう(千切れる)ライドができるので、バチバチの練習やレースがしたい場合にはこちらを選択しましょう。
ミートアップに参加する側の人
ミートアップに招待された人は、コンパニオンアプリから以下のような通知を受け取ります。
アプリを開くとこのような画面が出てきます。「参加予定」をタップし、あとは時間になったらZwiftにログインするだけでミートアップに参加することができます。もちろん都合が合わなかったり、気分が乗らなかったりしたら、「不参加」を選択してミートアップの招待を断ることもできます。一旦拒否した招待を後から承認することも可能です。
ちなみに、ミートアップ中にワークアウトを設定することもできます。これを使ってみんなと一緒にきついメニューを頑張るのも良し、ゆっくり流している友達の横で一人で頑張るのも良しです。
いざ、ミートアップ
ミートアップを作成した人、参加する人はどちらも通常通りZwiftにログインするだけでミートアップに参加することができます。設定した時間になったら、以下のような画面の表示が出てどんな場所にいようとミートアップの集合場所まで瞬間移動することができます。現実のバイク練で言えば、集合場所を調べて移動時間を考えて自走する手間だと必要なく、練習時間ギリギリになって家から瞬間移動してく感じになるでしょうか。
スタート時間前に場所にたどり着くと、この画面のようにカウントダウンと共にバーチャル世界の中でローラー台を漕ぎながらスタート時間を待つことになります。どうでもいいですが、この場面はなんだかメタフォリカルで私がZwiftで一番好きな場面だったりします。
あとは時間になればミートアップがスタートします。ミートアップに参加しているメンバーは画面右側の表示が緑色になっています。もし「MEETUPをカスタマイズする」の設定を「まとめる」にしている場合、ミートアップの主催者の速度に合わせてグループが移動することになるようです。超速い人を主催者に置けば、漕がないで進んで超気持ちいい〜という楽しみ方もできますね。
ミートアップの楽しみ方
実際にやってみると分かりますが、ミートアップを開催してZwiftで一緒に走ることができたとしても、意外と淡白であることに気づくと思います。現実世界とは違って、一緒に走っていてもあくまで位置情報とパワー情報を共有しているだけなのだから仕方ありません。
ということで、ミートアップ中にボイスチャットをしながらライドするというのが最近の私たちの定番になっています。私たちがZwift中のボイスチャットに使っているのが、Discordというアプリです。
このアプリは面倒な電話の発信などの操作をしなくても、ただ「ボイスチャンネルに参加する」という操作だけで複数人でボイスチャットができます。もちろん、テキストを使ったチャット(Slackのような感じ)も出来るので、ミートアップの予定のすり合わせや機材のトラブルの相談などに使っています。
大学の垣根を超えた大学生トライアスリート同士でのミートアップ時のボイスチャットやチャットでの交流のために、Discordサーバー「jutuzwifter」を作ってみました。招待リンクはこちらのページにある「Discord招待リンク」からアクセスできます(スパム避けのため)。
すでにZwiftプレイヤーになっている方も、そうでない方も、ぜひとも気軽に入ってみてください。セットアップの疑問や機材の相談、大学生トライアスリート間でのZwiftを使った楽しいイベントなどがここ最近の話題になっています。人数が集まってきたらZwiftでレースや合宿などもできたら面白いと考えています。
結論: ミートアップはいいぞ
以上のように、Zwiftのミートアップ機能を使えば気軽に楽しく知人とライドができます。時間もかからないし、ウェアや補給に心の準備など色々な準備も楽だし、当然バーチャルなので現実世界では会えないよう遠く離れた人ともライドができるし、おうちの中に配慮さえすれば時間帯も自由です。これは最近流行りのオンライン飲み会のように、なんだか本物(現実世界でのバイク練)よりもいいものではないかと私は最近思い始めています。
せっかくZwiftでトレーニングすることになったのなら、これしかできないと考えるのではなく、これでしかできないことを考えてみるのが楽しいのではないのでしょうか。今回はそんなお話でした。