こんにちは。理工学部のかわいい弟キャラ、るいくんからバトンを受け取りました、3年生の橋本侑磨です!同じ理工学部なのに、るいくんのかわいらしさは菅家くんとは大違いですね。ねえ、菅家くん?

かわいいよ、うん。

そんな二人もレースでは仲間であり、強力なライバルでもあります。絶対負けないよ!

 さて、菅家くんで遊んでいる場合ではありません。本題に入りましょう。気づけばもう一年前。自分は、2018年インカレのスタートラインに立っていました。1年生の時、あまりの迫力に圧倒され、絶対に自分も出場したいと憧れた舞台。そこから約9ヶ月必死に練習し、6月の関カレで何とか出場権を勝ち取りました。それはそれは嬉しかったです。しかし、現実はそう甘くはありません。出場権を獲得したは良いものの、次に待ち受けていたのは「完走出来るか出来ないかの戦い」でした。普段のレースとは違い、インカレは先頭集団にバイクで周回差をつけられると、そこから先はレースを続ける事すら許されないのです。走るのが好きな自分にとって、ランがないトライアスロンほど楽しくないものはありません。何とか完走出来るよう、ランをほぼ捨て、夏はスイムバイク中心に練習していました。そして迎えたインカレ。前々日の海練では、まだ潮位が低く、スタート地点からしばらくは走って進めたため、その区間の事を「俺が輝く100mだ!」とか言って調子に乗っていましたが、当日はしっかり深い海。正直完走するのは厳しいかもしれないと思っていました。応援してくれている人たちも少なからずそう思っていたはずです(笑)

スタート前、不安いっぱい。ヨシヨシされている図。

 そして運命のレースがスタート!約150人が一斉に海に飛び込んで行くため、スタート直後は大混戦。しばらくわけもわからずガムシャラに泳いでいました。段々と呼吸が苦しくなり、悪い癖が出て平泳ぎをしてしまっていると、目の前に見覚えのある「KEIO」の文字が入ったキャップの集団があらわれます。お???一瞬目を疑いましたが、何回見てもやはり目の前を泳いでいたのは自分より泳ぐのが速いはずのチームメイトでした。その事実にテンションアップ!!二周目、三周目では結局離されてしまいましたが、ほんの少しの希望を感じながらスイムアップ。そしてバイクへ!最初は2、3人の集団で絶望していましたが途中から比較的大きな集団となり、スピードアップ!集団の中では絶対完走してやるという空気が出来上がっていて、とても良いペースで漕げました。四周目の最後はロードレースのゴールスプリントのような猛ダッシュ!そして遂に!逃げ切り成功!!!

みんな必死。

 ここで、僕の昨年のインカレは終わってしまいました。逃げ切りに成功してからの五周目は全然ペースが上がらず、ランも自己ワースト記録。「完走」を目標にしていたため、レース後しばらくは満足感に浸っていたものの、次第に「完走しただけで終わった自分」を情けないと思う気持ちが芽生えはじめます。「来年はもっと上のレベルで戦いたい!」そんな思いが込み上げてきました。

 そして迎えた今シーズン。初戦のスプリングは、スイムがはまり、まずまずの成績。しかし、関カレではスイムで大失敗。陸で巻き返して何とかインカレの出場は決めたものの、このままでは昨年と同じ結果になるという危機感を覚えました。それからは覚悟を決め、スイムを必死に強化。昨年の反省を活かしてバイクランもしっかり練習し、自分なりに努力を重ねてきました。今こそ高めてきた力を発揮する時!いつも大きな背中を見せてくれる先輩、一年間一緒に頑張ってきた同期、常に刺激を与えてくれる後輩、そして日頃からお世話になっているマネージャーのみんな!そんなTeamJ.のメンバー達に感謝し、チームにとって最高の一日にすべく頑張ります!!狙うは「全員完走」そして、「団体入賞」!全員で支え合って目標を実現したいですね!

最高の一日にするぞ!

 リレーブログ最後は、我らが主将、水野泰介です!何を語ってくれるんでしょうか。乞うご期待!