こんばんは。
日本一の美人マネージャーからバトンをもらった、副将の奥津大志です。

まずはじめに、僕の身長は僅かにですが160cmを超えています。日本一の美人マネージャーさんは160cmはないとのことなので、厚底シューズに頼らずとも、僕の勝ちです。覚えておいてください。

ですが、少しでも身長を伸ばしたいので、これからも厚底シューズを積極的に使っていきたいと思います。あ、ついでにこのシューズ、速く走れるようにもなるらしいですよ。

↑厚底シューズたち。初めて履いた時の衝撃はすごかったです。衝撃がすごいというと、地面からの衝撃が大きいみたいに聞こえますが、それは少なかったです。衝撃の少なさに衝撃を受けました。

さて、前回のブログでも少し紹介されていましたが、僕はほとんど泳げなければ、ママチャリにすら乗れないという状態でトライアスロンを始めました。

1年生の4月に競技を始め、そこから2ヶ月間の練習で、ゆっくりのペースならなんとか泳ぎ続けられる、まっすぐの道ならなんとか自転車に乗れるまでに持っていき、挑んだ初めてのレース、2018年関カレ。

その時の結果は…

スイムラップ 42:35
バイクラップ 1:40:05
ランラップ 48:12
総合記録 3:10:52

1500mは泳ぎ続けられないのでコースロープにつかまり休みながらのスイム、180度ターンや水分補給の度に足をついたバイク、何度も止まりそうになりながら走り抜けたラン。

↑最後尾バイクの方とのツーショット。その節は大変お世話になりました。
↑3時間10分に及ぶレースのゴールシーン。今でも忘れられない瞬間です。と言いつつ疲労困憊であまり覚えてないんですけど。

レース中に大きなトラブルはなく、3種目ともその時の実力を出し切ったと思ってます。その結果が、3時間10分というタイムと、完走者中ダントツの最下位という順位でした。正真正銘、その時関東でトライアスロンが一番遅い選手でした。

それから2年半の間、日々練習を重ね、才能の欠けらも無い自分がインカレという大きな舞台に立てることには、非常に大きな価値があると感じています。今年はインカレ出場選手の選出方法が例年とは異なりましたが、自分が出場できると決まった時には、才能がないなりにやってきた努力が少し報われたように思いました。

ですが自分の努力だけでここまで来れたと思うほど、自惚れてはいません。多くの人のサポートがあってここまで成長することができました。スイムバイクが完全に初心者だった僕は、普通の人以上に、本当にたくさんの人に支えられてきたと実感します。

自分たちの練習時間を削ってまでスイム指導をしてくれたり、僕の課題や意見を反映させたメニューを作成してくれたりしたスイマーの方々。

僕のためにバイク練での巡航速度を少しだけ落としてくれたり、大きな実力差がある中でも少人数での練習にも誘ってくれたりした方々。

スイム練で常にサークルアウトし続けてもタイムを記録し、練習やレースでゴールするのがどんなに遅くても最後まで応援してくれたマネージャーの方々。

そして僕のことを応援し続けれくれたチームメイトや友人など、考え出せばキリがありません。

その中でも、同期の存在というのは本当に大きかったです。

↑2019関カレの同期写真。

僕たち31期(現3年生)は、1年生の早い段階から自分以外の全員がインカレの出場を目指すことを表明し、僕の全く手の届かないレベルで競い合っていました。しかし全く実力のない僕のことも一人の選手として扱ってくれたことで、みんなと同じレベルで練習をしたい、レースに出たいという気持ちが生まれ、常にモチベーションの原動力となっていました。

本当にたくさんの人の支えがあって、今の自分があるということは間違いありません。そしてその支えてくれた方々に対してできる一番のことは、インカレという大舞台で、2年半の成長を見せることだと考えています。

周りの人が自分に対してどのくらい期待しているのか、そもそも期待しているのかどうかもわからないので、みんなの期待に応えられるように、という言い方はしませんが、目標としてきたインカレというレースで自分の実力を出し切り精一杯戦うことは、成長させてもらった側としての最低限の義務だと思って、レースに臨みます。

もうインカレまでの時間は少ないですが、できる限りの準備をして、この大舞台に立てることに感謝しつつ、後は全力でレースを楽しみたいと思います。

最後に、チームメイトと長い間練習時間を共有してきたことで、みんながどのような思いを抱きながら日々練習し、レースで何を目指しているのか、少しですがわかってきたような気がします。そして、自分のことと同じくらい、みんなにレースで満足できる結果を残してもらいたいと考えています。

インカレ、そして前日のスプリントに出場する選手の全員が、練習の成果を発揮し、各々が納得できるレースになることを、心から願っています。

僕のブログは以上となります。
インカレリレーブログも次でラスト、最後は主将の志田くんです。

中2からの仲ですが、見た目も中身も本当にカッコイイです。ブログも、インカレ当日も、カッコよさ全開なことでしょう。期待してます。