まえがき なぜ、私が世界選手権に。

インカレの興奮も覚めやらぬ中、私も大きな戦いが待っている。
そう、IRONMAN世界選手権である。
そんなわけないだろお前と思ったそこのあなたは大正解である。白状するとロールダウンで辞退者が異常なまでに出てきたからだ。2021のインカレ代替予選然り、枠を取る事に関しては何かしらの守護神が付いている可能性が高い。
あまり言われると悲しい気持ちになるので先手を打っておこう。自分が1番わかっているが、あまりに分不相応である。正直トライアスロンは年一でIRONMAN NZを紺野と楽しくやるつもりのスタンスだったのに、またまたガチ勢に戻ることになった。
練習はいちばん頑張ってた時、、、程とはいかないがそれなりに積んだつもりでなので結果はある程度期待したいところである。
せっかくの体験なのでまたまたブログを書くことにした。面白みがあるかは分からないが、暇つぶしになれば嬉しい。
Day1-2 フライトだけで22時間くらいある件
いや、、、遠い、、、、、
斜めというのはすごい。なんだこの航路。ドバイを経由してトランジ1回で済むのは良いのだが、流石にこの距離は堪える。
メルボルン→ドバイで14.5時間
ドバイ→ニースで7時間
トランジなど全部含めれば宿までの移動時間は30時間近くになる。ドーパミン中毒の私にはとてもつらいものだ。
泣き言を言っても時間が早まる訳でもない。全てを諦めて飛行機に乗るしかない。
この時に絶対にしていけないことはフライトスケジュールを見て残り時間を見ることである。しんどくなるだけだから。
幸いなことにエミレーツ航空は映画もゲームも豊富なので、あらかじめスマホに入れたNetflix,Kindleの書籍と共に時間をつぶすことができた。おすすめのドラマを紹介してくれた皆様に改めて感謝。(悪魔の契約、面白かったです。)(完全に別件ですが2048,作れました。誰とは言いませんがこれを読んでいればべた褒めラインください。)
トラブル:ニースについたはいいが合流できない
入国審査は爆速で済む。さすがは日本パスポート。質問すらされなかったのは意外だったが。
荷物を回収し、(いつまでたっても自分の荷物が出てこなくてロストバゲージを疑ったのは割愛)麗しの我が同期、紺野と合流を果たす・・・・はずが全く合流できない。電話をつなぐも、アンジャッシュのごとく全く話がかみ合わない。
よく話を聞いてみれば彼と着陸したターミナルが全然違うのである。私はT2,彼はT1にいた。そりゃあ一生会えないわけだ。しかし幸いにも空港から宿の近くまではトラムが出ている。T2→T1→宿近くの駅の順で動いているのででっかいキャリー二つをトラムに載せる。スペースを非常にとるので大変奇異の目で見られたが。
T1で合流の予定が、紺野が乗ってこない。違う車両にいるのかと思い、連絡を取るも、これは別のホームにいたようだ。こんなところでアンジャッシュをかまさなくていいのに。
加えて、今乗っているトラムが目的の宿につくかが不明である。路線が正しいのかまともに確認せず乗ったので大変だ。
結局紺野はタクシー、私はトラムで現地集合となった。もう初手から全く連携が取れていない。まあご愛嬌ということで話を進めよう。(結局トラムは正しい路線ではなかったが、15分歩くことでなんとか被害を最小限に抑えられた。)
爆速で終わる荷ほどき、そして疲労。
飛行機を伴う遠征がどちらも豊富なのでバイクの組み立てからキャリーの荷物の取り出しに至るまで合わせて1時間かかっていない。お互い長時間のフライトでボロボロだが、散歩がてらニースの街並みを見に行く。せっかくなので写真をぜひ見て行ってほしい。
二人とも移動による疲労が限界を超えているので爆速で就寝した。果たして翌日からどうなってしまうのか。実はもう疲労がまだまだ残っているが、ブログはもりもり更新していこうと思う。