前回から1週間も空いてしまった。しかもエントリーについて書くのを忘れていた。なんて馬鹿なんだ。というわけで大慌てでエントリーについてのオヌヌメを話そうと思う。
※以下、簡単のため(めんどくさいので)NZドルを単にドルと書く。
エントリー:どんだけオプションあるねん
https://www.ironman.com/im-new-zealand-register
エントリーについてだが、オプションが多い。以下、オプションについて書き記す。
マスト
・エントリー費 Tier 4では1235ドル。 もっと早いTier(1,2,3)でエントリーできると少し安くなり、オプションが実質的に浮く。こちらもなるはやのエントリーをするべきだろう。
完全に余談だが、なぜかエントリー自体は入国後もできた。応援に来たはずのマネさんを出場させる・・・という暴挙も理論上可能。
・1日ニュージートライアスロン協会加入 おそらく保険云々のために入る必要がある。 27.31ドル。いないとは思うが万が一ニュージーランドのトライアスロン協会に入っていれば加入の必要はない。
任意
・メダルの刻印(レース後フィニッシャーメダルにタイム、名前を刻印できる。)25ドル
・バイク、ラン途中で個人的に必要なものを取り出せるカバン(保冷袋。2~3Lほどの容積がある)15ドル
・写真の購入 (カメラマンの腕が超絶怒涛に良いので絶対欲しくなる) 135ドル。
エントリー時に追加でで購入するとクーポンが贈られてくる。Sportgrafというプロカメラマン集団が撮ってくれる。自分のレースを振り返る、思い出としても本当に良い。
最終的なエントリーにかかる支払額はこれ+135ドル(写真分)で約1500ドル、14万ほどである。14万!?うせやろ!?おのれ円安。。。。
飛行機代、宿代と合わせると35万円ほど。最終的な生活分、お土産などを全部合わせて42万円だった。8泊10日のでお土産を含めさんざん満喫したうえでこの値段ならバイト代をぶっこんだ甲斐がある。
税関、入国申請はお早めに。
入国申請 NZeTAのダウンロードサイト
iOS https://apps.apple.com/jp/app/nzeta/id1470900142
Androidhttps://play.google.com/store/apps/details?id=nz.govt.mbie.eta&hl=ja&gl=US&pli=1
僕は優しいのでアプリのリンクを用意しておいた。ちゃんと端末で分けてある。えらい。
ちなみにコロナの”収束”により別アプリであるNZTDをダウンロードする必要はない。当時の我々は焦っていたため二度手間になってしまったのは反省。
NZ航空より
https://www.airnewzealand.jp/new-zealand-travel-requirements
上リンクにもあるように、申請が通るのに時間がかかるため、入国審査の際タイムラグで機械では審査が通らず、列に並んで入国審査のおっちゃんとタイマンバトルをする必要が出てくる。自分と菅家さんがダメで、自分と対戦したおっちゃんは優しく、事情を説明したらすんなり通してくれたが、菅家さんのところは厳しい人でそこでやたらに時間を食うというくそイベントが発生した。審査に72時間もかかるなよ・・・
突然だがこのアプリに対して愚痴を吐きたいと思う。本編には一切関係ないので無視してもらって構わない。
いかんせん扱いにくい。評価の低さがすべてを物語っている。ロードが遅いのが致命的だ。我がiPhone 15 Pro MAXをもってしてもやたら時間がかかった。メモリ8GBだぞ。なんとかしろ。と、勝手にキレていた。意外とデジタル化普及の問題は万国共通なのかもしれない。
補給食の準備
東海大OB紺野氏(2023IRONMANNZ世代別チャンピオン)のありがたい助言を受け、補給食を爆買いした。現地にはアイアンマンショップでモルテンの補給食をはじめとして多くのジェル・固形食があるが、日本人の99%がお世話になっているといっても過言ではないMagOnがない。現地のサイクルショップを探してもMagOnが売っていないので、MagOnは確実にいる。
なお、ニュージーランドに入国するときには食べ物の検査があるため、アイアンマンでゼリーなどの補給食持ってきた、と税関に伝えておくと安全だ。(この辺の細かい話は当日編で話そう。)
個人的なおすすめフード
レース編で話すことがなくなってしまうのでできれば避けたいが、おすすめの補給食を紹介したいと思う。
今回もっと買うべきだったなぁと思ったのは文明堂のV!カステラである。旨い、カロリー効率よい、水分持ってかれない。三拍子そろっている。特に一つ目の旨いが最大級にポイントが高い。
MagOnって(大別して)3種類あんねん。
味、という面で見れば8種類あるが、用途で見ると4種類ある。意外と知られていないが、ちゃんと知っておこう。(なお私はMagOnの回し者ではない。)
一般的にカロリーとマグネシウムが取れることで有名なMagOnであるが、+αがあることをご存じだろうか。
1.カリウム入りジュレ
バナナ・ピーチ
バナナ味、ピーチ味。カリウムを入れるため粘土は他の商品より高い。カリウムは体の水分バランスを整える効果があるため、パフォーマンス維持に役立つ。
カフェイン入りジェル
レモン・青みかん・ピンクグレープフルーツ
最も有名なジェル。カフェインが含まれているので気付けとして優秀であるが、過剰摂取してしまうと異常発汗や利尿作用により逆にパフォーマンスが下がってしまう。諸刃の剣であるが、あると絶対役に立つ。具体的には130km超えた時に役立つ。
エネルギー摂取効率が良くて旨い
パフォーマンス向上が期待できるクエン酸ナトリウムが含まれる。クエン酸ナトリウム自体は味に個人差があるという弱点があるが、これはそれをクリアしていてなかなか旨い。バイク序盤に役立つ。
塩分チャージ
梅
去年の夏ごろ出た新商品。食塩相当量が0.5gと多く、夏の脱水による低ナトリウム血症を防ぐ。最近は水分摂取がマスト…まではよいが塩分接種がおろそかになってパフォーマンスの低下を起こす・・・ことが散見される。確実にあったほうが良い。
何度も言うが私はマグオンの回し者ではない。
反省1:CO2ボンベは現地調達でいい
パンクが怖いのでCO2ボンベを買う諸君に対していうことがあるとすれば、意外と手間取るので現地で用意したほうがいろいろ楽である。
CO2ボンベ自体は預ける荷物に入れられるが、結構ちゃんと見られるので最初の預ける段階で死ぬほど時間がかかってしまう。時間効率を優先するなら現地でアイアンマンショップで調達するなりしたほうが断然良い。
反省2:六角は単純な奴でいい
イキりメカニックワイ、わざわざ六角もT型のモデルまで持って行った。いらない。絶対いらない。そんな専門的な作業しないだろおまえ。
普通にかさばる、重いのダブルコンボで挙句に一度も使わなかった。ヘッドセットまでいじることはないんだよ長尾くん。
いざ、出航へ。
9人でうち7人が選手である。荷物量は尋常でない。邪魔にならないよう端によけながら、いざ、はるかかなたのタウポへ。次回からようやく本編だ。こいつはどれだけ話を脱線させるのだろう。
現状4章で終わらせる予定だが、全くそんな気がしない。じっくりお待ちください。