Team J.のトップスイマー、島田翼君からブログを引き継ぎました36期の井上碧です。
島田君のブログ、感動しましたね。同じ学部で一緒に授業を受けて、隣で一緒に練習してきた同期として、彼の何事にも真剣に向き合う姿勢にはリスペクトを感じずにはいられません。

 ブログリレーもいよいよラスト。自分のブログは一番最後だからゆっくり書こうと先延ばししていたら、いつの間にかインカレは中止されるしみんなの読み応えのあるブログですっかりハードルが上がるしほとんど進まないままついに投稿日になってしまいました(いいえわたしは限界大学生ではありません)。

 インカレが中止(延期?)となった今、みんなの思いが籠ったこのブログリレーはいかにフィナーレを迎えるのでしょうか。大会運営者の方々の懸命な努力によって、代替大会開催の可能性もあるようです。インカレというゴールを見失ったこのブログも、まだまだ意味がありそうですね。

「インカレに出たい!」

 僕にとって今シーズンの目標は一つ。「インカレに出場すること」
 今となっては、その目標設定について思うことはありますが、素直にインカレに出場したいという目標は僕らしくて良いと思います。

 なぜそれほどインカレに出たいのか。それは、島田君もブログに書いてくれたように、初めて見たインカレが強烈な印象を残しているから。
 2023年のエースは間違いなく、花野潤さん(33期)と中村一太さん(34期)。僕はバイクコースの180度コーナー付近で応援していました。180度ターンは、集団が一時的に減速するポイントということでたくさんのサポーターが集まります。隣にいる人の声が聞こえないくらいの喚声に包まれて、潤さんが集団の先頭を引きながら走りこんできたときは、冗談抜きで感動と誇りで涙がでました。
 二人とも僕からしたら手の届かない存在だったけれど、日頃一緒に練習している人が、等身大の実力でこうして戦っている。この観音寺市全体を包み込む熱量に、みんな胸を打たれたと思います。

↑お気に入りの写真。
菅家さんありがとうございます。

 そんな思いを胸に挑んだカンカレは50位。今までにないくらい完璧に準備したし、自信をもってやり切ったといえるレース内容でした。しかし、想像以上にボーダーは高く、後日発表されたインカレボーダーは49位。一時はダメかと思われた中で、ロールダウンがありインカレへの出場権を獲得できたのは何かの奇跡だと思います。
 ロールダウンの発表の後、チームメイトだけでなく、ほとんど面識のない他大学の選手や多くのOBの方々からも応援のメッセージをいただきました。言葉では言い表せない何かに支えられてトライアスロンをやっているんだなと、改めてトライアスロンの面白さを感じました。

↑ボーダーが49位になるとは知らず、完全に3人でインカレを確信してうれし涙を流す。ここから一度ロールダウンを挟むことになるとは知る由もない。

 インカレ出場という目標は叶ったものの、正直、自分の力で出場権を獲得できなかったのは悔しいです。そして、インカレのスタートラインに立つことを意識しすぎて、インカレそのものに向けて意識が向き切らなかったのは自分の課題だと思います。
 ただ今回、インカレに臨むにあたって僕を支えているのは、僕自身だけではないことを改めて実感しました。そう思うと、もっと強くなりたいし、もっと強くなれる気がします。まだまだ未熟ですが、来年はもっと面白みのある選手として、リザルトを通じて感謝の気持ちをお伝えします

チャレンジャーとして

 今回インカレに挑戦するチャンスを掴むことができたのは、とても嬉しいです。レースを中から体験するのは、ただ外から見ながら圧倒されていた去年とは異なる印象を与えてくれるでしょう。代替大会というチャンスの中で、自分が尊敬している3人をはじめとする大勢の選手と勝負できる以上、いつだって勝ちを狙いに行くつもりです。
 今の自分がどれくらい勝負できるのか、一緒に練習している仲間たちがどのくらい通用するのか、楽しみで仕方がないですね。

 これを読んでいるチームメイト、特に成長目まぐるしい37期に向けて一言言っておきたいと思います。まだ岡本、島田には勝てないかもしれないけど、そろそろ井上になら勝てそうとかおもってねえか?させねえよ。かかってこいや!(最後に圧倒的強欲)

これからもTeam J.の応援よろしくお願いします!

著者

井上碧

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