いよいよ関カレまであと1日!選手紹介シリーズも完結編です!

選手紹介のラストは32期の頼れる副将&主将!さっそくいきましょう!

No.15 岸本翔太(経済・3年)

得意種目:バイク、ラン
バイクのメーカー:GIANT
○○には負けたくない!:自分には負けたくない!
ここだけは見てほしい!:スイム会場に浮いてるブイの単振動
最近うれしかったこと:帰宅→乃が美のパンある→嬉しい
レース中辛いときに思い浮かべるもの:明後日のパンケーキ
意気込み:インカレ行きます。絶対。

Team J.の副将。山村を除けば最後に加わってきたメンバーだが、思えば彼は最初から異彩を放っていた。競技もできる、仕事もできる、学業も優秀と、筆者が大学に入って刺激を受けた人物の一人でもある。彼もどちらかといえば多くは語らないタイプで、普段何を考えているのか筆者にはよくわからないのだが、練習中やレース中の彼を見ていると、少しわかったような気がする。レースといえば、4月に行った学内レースでは、ゴール後にヘトヘトになっていた筆者に珍しく「お疲れたかし、頑張ったねえ」と褒めてくれて嬉しかった。彼はめったに人を褒めないので、彼が口に出して褒めるということは相当なのだろうと勝手に喜んでいる。ダラダラと中身のない自分語りに終始してしまったが、彼には今さら応援メッセージなど送る必要もない気がする。彼は自分が思っているよりもずっと強いし、勝負強い。だから、ただ自分のことに集中できれば、きっと大丈夫。そう信じている。

No.16 竹内 新(経済・3年)

得意種目:トライアスロン
バイクのメーカー:SCOTT
○○には負けない:自分に負けない
ここだけは見てほしい!:最初から最後まで
うれしかったこと:無事カンカレが行われること
レース中辛いときに思い浮かべる人:え、逆に彼女以外にいるんですか?
意気込み:笑顔でゴールします

彼の師匠と。あれから1年半。

完走できなかった1年の関カレから2年。ゼロから彼は立ち上がり、速い先輩方に必死に食らいついて強くなってきた。昨年はインカレに出場したものの完走は叶わず、それだけに今年にかける思いもひとしお。1年の頃の32期は自分も含めて練習参加率が高くなかったために、彼1人で頑張る練習も多かっただろうし、先輩に引かれて強くなったところも大きかっただろう。でも幹部代になってからの32期は練習に全員が揃うことが多く、皆で強くなってこれたのではないかと、少なくとも筆者は思っている。
彼は昨年の代交代で、「1人で見る夢は夢でしかない。しかし誰かとみる夢は現実だ」というオノ・ヨーコの言葉を引用していた。主将としての大変さは我々の想像を遥かに超えるものだが、だからこそ、同期全員で強くなれたこの軌跡が、彼の夢を現実に変える力になれたらいいなと思う。今年の夏も、きっと彼がさらにアツくしてくれそうだ。



自分には、負けたくない。

選手紹介をしていて印象的だったのは、「○○には負けたくない!」の項目でそう書いていた人が多かったということです。

「自分に負けたくない」というのは、もう一人の自分に負けてしまう自分を知っているからこそ、出てくる言葉だと思います。

そう、トライアスロンは、途中で「もうやめたい」と何度も思ってしまう、そんな競技です。でも、それを乗り越えた先には、時には言葉も失うほど、美しい景色が待っている。そのことを、多くのトライアスリートはもう知っています。強さとは、自分の弱さを思い知ったうえで、そこから一歩でも前に踏み出したいと願う、その心持ちのことを言うのだと思います。

レース中、きっとあなたは途方に暮れるでしょう。一瞬、戸惑ったり、あきらめそうになったり。最も大切な局面で、身体が、心が、不調を訴えるかもしれません。そんなときに、出会えます、出会うことができます。「負けたくない」と思う自分に。「強くなりたい」と願う自分に。自分の底力に、出会うことができます。

そうやって、新しい景色に出会い、新しい自分に出会い、新しいTeam J.に出会うことができるのが、関カレという年に1度の舞台です。

トライアスロンのレースでは、不測の事態が必ず起きます。ときには事故も起こります。でも、奇跡だけはめったに起きません。だから、奇跡を信じてはダメです。

信じるべきは、自分です。それから、隣にいる仲間。たとえ自分を信じられなくても、自分以上に自分を信じてくれる人が1人でもいれば、少々つらいことでも人は頑張れます。大丈夫、君は1人じゃない。君はTeam J.というこのチームにいるのだから。

今年のスローガン。

常笑~みんなで作るTeam J.~

全員で、最高のTeam J.を作ろう。

そして、笑顔で帰ろう。

輝け、Team J.