関カレの話をしよう。
前回の関カレは、一昨年。あの日もいろいろなドラマがあった。当時1年生だった自分にはよくわからなかったけれど、今ならわかる。この日のために1年間があるということが。
そう、この日は朝から大雨だった。水温がめちゃくちゃ低くて、怖かった。
太田さん関カレ突破。非スイマーが1年かけて練習を積み、関カレを突破する姿は、ほかの非スイマーに希望を与える。彼に憧れてインカレを志した選手もいるのでは。
関根さん、小池さん(29期)久山さん(28期)に続き3枚目で団体優勝。表彰式で塾旗を掲げて満面の笑みを浮かべていたのが印象的だった。
1分1秒のために、1年を捧げる。
毎年毎年、特に関カレ突破ボーダーの人たちは、本当に1分1秒をめぐって闘います。結果的には突破できる人、できない人といますが、それが関カレが熱い舞台である理由のひとつです。2時間にもわたるレースをした結果、ほんの数秒差で、その先のトライアスロン人生が大きく変わってしまうことが、本当にあるのです。
なんとなく、関カレの様子がイメージできましたか?上級生の皆さんは、一昨年の記憶を呼び戻していただけましたか?
今日からいよいよ幹部(32期)の紹介です!
No.11 東 勁汰(経済・3年)
得意種目:スイム
バイクのメーカー:PINARELLO
○○は失敗できない!:スイムの飛び出し
ここだけは見てほしい!:おしゃれなふくらはぎ
最近の悩み:バイト先の生徒に26歳に見えると言われたこと
レース中辛いときに思い浮かべる人:乃木坂46 遠藤さくら
意気込み:みんなが驚くレースをします
今年度のスイム練長。週2で6コース分のスイムのメニューを作り続けており、今や彼なしではJのスイム練は成り立たない。マネージャーへの気配りも丁寧で、いつも助かっている。主将の新とは1年の時から同じクラスで、なんとゼミでも一緒になってしまったらしい。あの2人が何の話で盛り上がっているのか筆者もよく知らないが、2人が同じコミュニティに居続けるのも、あるいは東が新をこのチームに呼び寄せたのも、何かの運命だったのかもしれない。そんな彼だが、昨年のスプリントでは大きく成長を見せ、今年の関カレも皆が驚くようなレースをすると意気込んでいる。肩と足の怪我が心配だが、それさえきちんと調整できれば、しっかりと実力を出し切れるはずだ。そういえば、西と奥津と3人でご飯を食べに行くと聞いたが、あの会は開催されたのだろうか。何を話していたのか、少し気になる。
No.12 畔上貴嗣(法・3年)
得意種目:特になし
意気込み:初めての関カレ、全力を尽くす
彼は岸本と並んで比較的に遅めの入部だったので、なんとこれが初めての関カレとなる。初対面での印象は「真面目で大人しそう」だったのだが、最近の彼は同期の活躍により徐々にキャラを立てているようだ。だが、悲しいかな、筆者の前ではそんなキャラを全然見せてくれないのでよく知らない。練習中の彼はといえば、相も変わらず真摯で謙虚なのである。1人でも彩湖でバイクを漕ぎ続け、どんなにサークルアウトしても、どんなにペースを落としても最後までメニューをやり切る、そんな彼の姿からは、並々ならぬ覚悟と情熱が伝わってくる。タイムを計測しながら、練習中なのに胸が熱くなってしまうこともあるほどだ。そういえば、彼の満面の笑顔というのもあまり見たことがない。初めての関カレで是非とも自分の目標を達成し、最高の笑顔を見せてほしい。
No.13 山村泰斗(経済・3年)
得意種目:バランス型
バイクのメーカー:FOCUS
○○には負けたくない!:いつもスイムの練習で競り合ってる岸本にスイムラップで勝ち、いい加減黙らせます(その後のバイクで秒で抜かされるのは確定)
ここだけは見てほしい!:ウェットスーツを脱ぐときの肩の筋肉
レース中辛いときに思い浮かべること:はにゃ?
目標:インカレ出場
コロナ禍をきっかけに「新しいことを始めたい」と2年生の夏に入部してきた彼だが、どうやら新しく始めたトライアスロンは彼の性にあっているようである。自粛期間が明けるたびに締まった体になっていくのに毎度毎度驚かされる。スイム、バイク、ランのすべてにおいて、この1年で最も伸びたのは彼だと思う。特にスイムでは、記録を取るたびに速くなっていくのが目に見えてわかる。関カレでは本当に岸本を黙らせてしまうかもしれない。入部2年目にしてインカレ出場を狙う彼には、ぜひこの1年で強くなった証を残してほしい。ところで、先日のミーティングで同期入部の岡村にマークされていたことを彼は知っているのだろうか。観音寺で2人の勝負を見るのが今から楽しみだ。
No.14 長尾星史朗(理工・3年)
得意種目:ラン
バイクのメーカー:SPECIALIZED
○○には負けたくない!:某O氏にスイムで負けたくない!
ここだけは見てほしい!:ふざけたトライスーツ
最近の悩み:彼女がいないこと
意気込み:たまには俺も本気出しちゃおうかな
入部以来おふざけ担当を自称しているが、今年の彼は本気である。いや、本当はいつも本気なのだが、おふざけ担当を前面に出しすぎて見えなくなっているだけなのかもしれない。いや、そんなこともないのか。筆者にはよくわからない。たぶん本人もよくわかっていない。関カレには学連として参加するため、彼の本番は8月22日の西日本インカレとなる。彼については語れることも、そして本人が語りたいこともたくさんありそうだが、今はあえて触れずにおこう。きっと自分の舞台の中で、彼が自分の背中で語ってくれるだろうから。
今日は関カレ前最後のスイム練でした。記録の集計を終えて、日吉キャンパスから書いています。関カレまであと3日!このブログも次回で最終回です!