理由。

偉大なる先輩、るい君がある日のジョグで言ったことで

「頑張る理由は突き詰めたほうがいい」

というものがありました。
確かに漠然と頑張るよりも明確にした方がいいでしょう。

きっと自分に限らず、ほとんどの選手が練習を頑張る根源的な理由があると思います。

 ――全国の舞台に立ってみたい。

 ――あいつに負けたくない。

 ――優勝したい。

 就活に役立てたい。

ともあれ、いろいろな理由があると思います。

さて、自分の理由を語る前に、過去の自分を少し語らせてください。

あまりに弱い自分。

1年生を振り返ると、とにかく弱かったです。
選手としても、人間としても。
練習の参加頻度は週1もありませんでした。
インカレを目指したものとして今思うとつくづく情けないですね。
でも何なら今も割と絶起してるから尚は必須です。

ならば、インカレに行けなかったことは必然でした。



こんな足ではインカレは夢のまた夢なんですよ

これで僕の2年生は終わってしまいました。この後は坐骨神経痛を患って思うように練習できず、散々でした・・・


そして、彼らを見守ることになったインカレ。
そこに立つ選手は修練を積み、限界を超えてなお己を磨いた兵たち。
そんな選手たちの姿を見たとき、ある約束を思い出しました。

J.をけん引する素晴らしい先輩、同期たち。

果たせなかった約束。

太田さんとした約束。本当に最初期のころ。
なぜかラインのデータが消えてしまったので内容だけ書くと

一緒にインカレに行く

ことでした。


白状します。

「どうせ3年生になった時、
太田さんも出るし大丈夫だろう。」

と思っていました。
なんと甘く愚かな考えだったことか。
太田さんは3年生で競技を引退されました。
つまり、この約束は果たされることはありませんでした。

もう後悔してもどうしようもない。全ては自分の弱さが招いた結末。
こうなることは薄々わかっていたはずなのに。やらなかった。

ここで冒頭に戻ります。

「じゃあなんで俺はここで頑張っているのか?」

インカレの舞台に立ってみたい。

周りの期待にこたえたい。

どれも自分を納得させる解答には至りませんでした。
さんざん悩んだ末、辿り着いたのが2021関カレの記憶でした。

頑張る理由。 

散々引っ張りましたが、幹部になってから自分の頑張る理由は

「同じ思いを後輩にさせたくない」からでした。

無理やり自分を納得させたい。自分を美化したい。そんな側面はあるかもしれません。

それでも。

努力不足でインカレに行けないなんてことがあってほしくない。

本人の弱さと言ってしまえばそれまでですが、チームですから
そこに鞭を打てる人がいてもいいだろうと思うんです。
1年間でインカレを目指す後輩、同期が
全員インカレを決めてくれたのはめちゃくちゃにうれしかったです。

潤ちゃん。まあ心配はしてませんでした(笑)
気づけばもう遠い存在になってしまいました。
どっかで一杯食わせてやりたいなぁ・・・

若かりし頃の花野&岡村。
今ではともに立派な選手。

山ちゃん。不安のバイクを乗り切ってインカレ突破。
ゴールの涙は彼の競技に対する本気を見ました。
まあバイクで回収してやるから覚悟しなされ。

かわいいですよね。
可愛げの権化。

おかむー。ブログ前から何となくは察していましたが、言えないよね中々そんなこと。
一緒にあがいて、いけるところまでいこう。

バイクで引いてやるべ。
ところでなんで俺写真写り悪いんだろう。

やまむー。鶴見で共に自主練を重ね、彼は見違えるほど強くなりました。
この1年で1番地道に努力を積み、感動のインカレ突破。
DHバーやホイールを貸したくなるよね。(ちなみにやまむーのほうがRoval使ってる謎)
鶴見で財布や靴が盗まれたりしたのもいい思い出

撮影:水上
服のチョイスが被ってしまう二人。
この道を一体何周したんだろうか。

個人的なインカレでの目標

最後ですが、目標を語って終わりにします。


Bチームで活躍して、誰もが納得できるようなレースをします。

俺はレースでもちゃんとインカレ選手としての実力をあるところを見せないと涙を飲んだ人達に示しがつかない。

チーム内の話ですがB内の要望とか選手紹介見るとどうも自分がターゲットにされてるんですよね。
負けないし、俺は意外と速いんだぞってところを見せてあげましょう。

次は最大の戦友、やまむーです。普段のブログはまあまあふざけてますが今回はマジ文章でしょう。
とりあえず負ける気はないので覚悟しな。