スペシャルドリンクでドーピングをしたのに、私に全く及ばなかった滝本から引き継ぎました、島田翼です。
滝本が経営するキャンパス近くの宿には私も大変お世話になっています。朝早くに日吉近辺で用事がある人に大変おすすめです。キレートレモンや、よくわからないサプリメントがルームサービスで提供されます。宿泊料無料でこのサービスは破格だと思いますので、皆さんもぜひご利用ください。最近韓国にハマっているらしいので、韓国料理の差し入れをしてあげると喜びます。

↑誕生日プレゼントにワニワニパニックなポロシャツをプレゼントしてくれた滝本(写真右側のバケハが似合ってる人)
1年ぶり2度目のインカレブログ投稿になりますが、今年はアンカーを務めることになりました。水泳部だった時代から何かとアンカーを任されることが多いので、これも何かの縁なのでしょう。ここまでつながれてきたバトンを落とさないように、明日迎えるインカレというゴールまで無事に届けられるように、今の想いを綴っていこうと思います。(来年はもっと気楽なポジションで書けますように..)
背中で魅せる
ついこの間トライアスロンを始めたかと思えば、1年2年と月日は経ち、いつの間にか幹部代としてチームを引っ張る年齢になってしまいました。ついにおじさん側への仲間入りです。幹部代として私が任されたのは「副将」という何ともわかりづらい役職です。つまりは副リーダーにあたるポジションですが、就職活動の時期には便利な役職として大量生産されるみたいです。(私はまだ就活していないので知りませんでした!)
しかし、実際どんな仕事をするのかと聞かれてしまうと回答に困ります。明確にこれ!と言えるようなものはないと言っても過言ではありません。あえて一言で言うのであれば、なんとなく主将をサポートをするポジション、になると思います。ざっくりしすぎですね。ですが、そんな曖昧な立ち位置だからこそ、自身の目指す副将像を追求できるという良さもあると感じています。では、私が目指していた理想像は何なのかと言われれば、「背中で引っ張る副将」と言えるでしょう。本邦初公開の話なので、ぜひスクショしておいてください!
冗談はさておき、その理想像を実現するために私がしたことといえばただ一つ、「とにかくチーム練習に参加すること」です。雨の日も風の日も、朝4時半に起きるのが辛くても、往復120㎞かかる練習場所でも、とにかく練習に顔を出すというのが私のモットーでした。
後輩の皆さん、どうでしょう。私の背中は頼もしかったでしょうか?それともまたこいつ練習にいるよ、と思われていたでしょうか?後者だった場合レースに集中できないので教えてくれなくて大丈夫です。ですが、私が追いかけていた先輩の背中に少しでも近づけていたなら嬉しい限りです。

↑テスト期間にわざわざ長良川まで駆けつけてきてくれた後輩によるベストショット
Why Triathlon?
「なんでトライアスロンを始めたの?」
おそらく、このブログを読んでいる人の多くがされたことのある質問だと思います。皆さんはなんと答えていますか?インカレが終わったらぜひ語ってください。
トライアスロンなんてものは周りから見ればキツくて長い、どこかネジの外れた人がやるスポーツです。自ら苦しい思いをしに行くくらいだから、始めたのには何か特別な理由があるだろうと思われるのは不思議なことではありません。しかし、私自身いまだに納得のいく答えはみつかっていません。競泳時代の経験を活かせそうだから、大学で新しいスポーツを始めたかったから、大学4年間で何かに打ち込みたかったから。どれも間違いではありません。しかし、こんな上辺の理由では納得できない自分がいるのも事実です。

↑1年次のカンカレで見事に死んでいる私。しっかり前を向いて漕ぎましょう。
Why Team J.?
では、「なんでトライアスロンに打ち込めるの?」という質問に置き換えたらどうでしょう。そう聞かれれば答えるのはずっと簡単になります。
「Team J.が好きだから」です。
文字に起こすだけでも赤面してしまうようなくさい答えですが、僕を突き動かす原動力がJというチームにあることは間違いありません。ずっと背中を追い続けさせてくれた先輩、生意気ながらも勝負を挑んできてくれる後輩、そして常に一緒に闘ってきた同期が僕にはついています。ロングライドに行きたいといえば一緒に漕いでくれる仲間がいて、地方に遠征したいと言えばサポートとしてついてきてくれる仲間がいて、トライアスロンにあふれた毎日をこんなにも楽しめるのは、このチームでトライアスロンをできているからです。
そんなチームに対して私がどのように貢献できるのか。人としてもトライアスリートとしてもまだまだ未熟な私ができること。それは、「皆の心を動かす熱いレースをすること」だと思います。2年前、私が心突き動かされた観音寺でのインカレ以上の熱狂の渦を起こしてみせます。熱すぎて倒れないように、暑熱対策はしっかりとしておいてください。

↑ 何回使ったかわからない2年前のこの写真。やっと、インカレ選手として観音寺に帰ってくることができました。
明日に向けて
時が過ぎるのは早いもので、台風の影響によるインカレ中止が発表がされてから、もう1年が過ぎてしまいました。落車あり、体調不良あり、ランラップ最下位あり…。三度も苦汁をなめたからこそ、今年のインカレにかける想いは誰よりも強いと思います。
精神的にも肉体的にも、“ほぼ”万全の状態で明日のインカレを迎えます。しかし、あと1つだけ埋まっていないピースがあります。私のインカレを成功に導くラストピースは「皆さんの応援」です。ランに入り沿道からの応援を受ける頃には、きっと死にそうな顔をして走っていることと思います。暑いし、きついし、苦しいし、声援には応えられないかもしれません。でも、最後に私の脚を動かしてくれるのは皆さんからの応援の力です。
ここまで来たら、あとは3年間積み上げてきた努力の成果を、自分らしく泥臭くレースで表現するのみです。私がゴールするのと同時に、力を使い果たして倒れてしまうくらいの熱いアツい応援をどうぞよろしくお願いします。
では、観音寺で会いましょう!!
