花野君から紹介いただきました、Team J.33期の岡村です。

大学に入りひょんなことからトライアスロン部という異世界に転生し
気づいたらインカレ出場が5日前になっていました。時間とは早いものです。

大学でのトライアスロンの予定(だったもの)

元々僕は別競技の出身でまさか2年生でインカレに出れるとは夢にも思っていませんでした。
予定では2年で実践を積んで、3年で花咲かせようと準備をしてきたつもりです。まだまだ実力は足りないですし、チームに迷惑をかけてばかりいます。いわばつぼみが時期を間違えて出てきてしまった感じです。

簡単にここまでの経緯をお伝えしておくと、学生連合である僕はインカレの代替予選として西日本インカレに出場する予定があったのですが、コロナ禍の影響で中止に。そのため、学連主催の認定記録会で設定されたタイムを突破し出場できることになったのです。

やや難易度の落ちた認定記録会でインカレを決められたことは、あり難いといえばあり難いし、カンカレで涙をのんだ選手たちには申し訳ないという気持ちもあったりで少し悩む時期もありました。
が、そこはもう割り切って前に行くしかありません。

運動による表現

トライアスロンを始めた理由は十人十色。それぞれが野望(理想?)をもって始めたのでしょう。僕はひとつの大きな要因に自己表現の問題があります。己を表現するには、音楽、詩、文学、芸術様々あるわけですが、才能がなければ知識もないそんな僕には難しい話です。ただ、スポーツはゴールという作品があるとすればそのゴールまでの実際のプロセスがのぞけるのです。ひとつの確信としてあるのが、苦しみながらも全力で何かをしている人間を人は愛さずにいられないのです。長い時間を費やし一瞬で解き放つ姿はなんにも代えがたいものと思います。ある意味「我ここにあり」を表現するためにトライアスロンをしている。そう言って差し支えはないと思います。

さあ、もう1週間もたたないうちに本番です。実力もなければ、気合もない自分がどうしたら
チームに貢献できるのか。それは必死にあがいているところを見せることです。あがいてあがいて
苦しみぬきます。それであれば結果がどうであれ、初めて納得がいくといえるのでしょう。
季節外れの桜はどこまで咲けるのでしょうか、できれば満開がいいですね。

次は昨日誕生日を迎えた山口君です。二十歳の抱負でも語ってくれるのでしょうか。